妙経序品第一


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「妙法蓮華経序品第一経塚」

現在の第一経塚は和歌山県和歌山市加太の友ヶ島にある
(友ヶ島は「地ノ島」、「神島」、「沖ノ島」、「虎島」の総称)

①野奈浦桟橋~神島遥拝地

②神島遥拝地~深蛇池

③深蛇池~閼伽井跡

④閼伽井跡~序品窟(第一経塚)

⑤序品窟~五所額~観念窟

⑥観念窟~行者像

①和歌山県和歌山市にある加太港から友ヶ島行きの船に乗ると20分ほどで友ヶ島の沖島にある野奈浦桟橋へ到着する。



この野奈浦桟橋から散策路を北東に進むと10分程で神島の見える地点に到達する。ここから神島を遥拝する。



②遥拝地からさらに北東に進むと、深蛇池に向かう分岐点に出る。



分岐点から深蛇池へは小道を下ると2分程で到着する。
深蛇池は葦の生い茂る湿地帯で、中央に石碑が建てられている。



③深蛇池から閼伽井跡へは15分弱。
閼伽井跡の石碑は虎島へ渡る手前の堤防を歩いていると右手に現れるが、見落としやすいので注意が必要である。



④虎島へは、浅瀬を渡るが潮が満ちると渡れないので注意が必要である。



南東に海岸沿いを9分程歩くと、白い標木が立っていて、その前に序品窟がある。


序品窟と呼ばれる岩穴へ入ると、中に「妙法蓮華経序品窟」と刻まれた石碑があり、これが経塚である。


序品窟は入った方と反対側から外へ出られる。

⑤序品窟までは、女性でもゆっくり進めば到達は可能であるが、クライミングなどの経験がない女性が、これより先の観念窟に進むのは困難である。

序品窟から、海岸線沿いに北東へ進むと10分で観念窟に到着する。
この、序品窟と観念窟の間は、波打ち際の岩場を進み、崖の斜面を登り降りするので、注意して進まないと大きな事故を招く。



案内人がいなければ、観念窟を発見するのは、大変困難であり、時間や体力を消耗する。
というのは、観念窟が、崖の中腹にあるため、真上からも真下からも見えにくいので、遠目に観念窟の位置を発見しなければならないからである。
観念窟を発見するための目印となるのは、岩盤の斜面の中腹に刻まれている
「禁殺生穢悪 友島五所 観念窟 序品窟 閼伽井 深蛇池 劒池」
という大きな文字である。


これは寛文5年に李梅溪により刻まれたというものだが、この文字のすぐ2m程下にある洞穴が観念窟であるので、位置を確認できれば文字に向かって斜面を登る。



観念窟の中には「観念窟」と刻まれた石碑がある。



⑥観念窟から崖を登りきって、崖沿いに北西へ3分程、進むと役の行者像が現れる。


棘のある植物が生い茂り、道もなく視界も遮られ、歩行も困難なので見つけにくい。
なお、この行者像は崖の下からは見えないので崖を登りきってから探すしかない。

行者像から崖沿いに南西の方角に2分程、進むと旧日本軍の砲台跡がある。この砲台跡へも、藪でわかりにくい。
砲台跡から山道が島の中央を通っていて、10分程歩くと虎島の入り口に至るので、来た道かのどちらかで沖ノ島に渡って、野奈浦桟橋へ戻る。

友ヶ島における移動に要する時間は以下の通りであるが、虎島では岩場や崖の登り降りなどで、
移動時間に個人差があり、目標地点の発見が容易ではないため、案内人がいない場合は、道に迷う恐れもあるため、十分に水や食料も携行して、時間に余裕を持ち、潮の干満の時間、船の最終便の時間などに注意しておく必要がある。
(下記の移動時間は目標地点までのルートを確かめた後、計測しているので、目標地点を探す時間は含まれていない)

野奈浦桟橋→(10分)→神島遥拝地→(10分)→深蛇池→(15分)→閼伽井跡→(9分)→序品窟→(10分)→観念窟→(3分)→行者像→(山道ルート 10分)→閼伽井跡

虎島の海岸や断崖は滑らないようにグリップのよく効く靴を履いておく必要がある。
断崖の土はもろく、植物も千切れ易いため掴むと危険である。
虎島では山道ルートを通らずに海岸沿いに引き返す場合、来た時より波が高くなっていることもある。
時間に余裕を持たせるため極力、第一便の船に乗ることが望ましい。

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