|  舞茸の小豆寄せ・柿の湯葉巻き・変わり松茸の土瓶蒸し
 
 
 
  
 
 舞茸の小豆寄せ
 
 
  初めに小豆を茹でておく。次に、鍋の水にダシ昆布を入れ、ダシ汁を作っておく。舞茸は軽く水で洗い、魚焼き器の上にホイルを載せた上で、一つまみ塩をふり掛け、しんなりするまで焼く。十分ほど焼くと舞茸の香ばしい香が立ち込める。柚子を一個、その上で絞る。冷めたらその舞茸を手で小さく裂いておく。
 次に生湯葉を適当な大きさに切り、表面に片栗粉を降りかけ、フライパンで軽く炒める。別の鍋にあらかじめ作っておいたダシ汁に塩、砂糖、醤油で軽く味をつける。次に水で溶いた片栗粉を入れ、とろみの付いたダシ汁を作る。その中に、茹でておいた小豆、先ほど炒めた湯葉、裂いた舞茸の形が崩れないように絡ませ、大き目の器に盛る。
 
 柚子の香と舞茸の歯ざわりが絶品の一品である。
 
 
 
        
          |  1.舞茸を軽く洗う
 |  2.生湯葉を切り分け
 |  3.フライパンで炒める
 |  4.舞茸を焼く
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          |  5.昆布ダシを用意する
 |  6.ダシ汁に片栗粉を入れ
 とろみを付ける
 |  7.茹でた小豆と
 舞茸を入れ
 |  8.軽くかきまぜる
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 柿の湯葉巻き
 
 
 手元に大ぶりの柿を用意し、皮をむき、細長く切る。洗った水菜の軸の部分を用意する。
 次に生湯葉をまな板の上に敷き、細く切った柿の実、水菜を置く。湯葉で丁寧にそれらを巻き、フライパンでカラッと揚げる。小分けに切り分け器に盛る。断面の色彩が見事な一品である。
 
 
 
        
          |  1.柿の皮をむく
 |  2.柿を細長く切り、
 生湯葉で巻く
 |  3.フライパンで揚げる
 |  4.柿の湯葉巻きの出来
 上り
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 変わり松茸の土瓶蒸し
 
 
 松茸は軽く洗い、根の部分を包丁で処理しておく。傘と軸の部分を切り分け、先ほど使った魚焼き器にホイルを敷き、松茸を焼く。炭火で焼くのが本来なのだがガスの火でも良い。その松茸の上に、松葉を乗せて焼く。本来、土瓶蒸しは“蒸す”事で味を引き出すのだが、今回は焼くことによって香がより濃厚に引き出され、歯ごたえも十分味わえる。
 松茸がしんなりしたら、指で小さく裂き、土瓶蒸しの器に入れる。先ほど作った昆布ダシを入れる。食べる直前に火をかけアツアツをいただく。
 
 
 
        
          |  1.松茸を洗う
 |  2.ホイルの上で焼く
 |  3.指で小分けする
 |  4.ダシ汁を入れ完成
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