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新羅明神坐像
・国宝 平安時代 十一世紀
・木造彩色 截金 像高78cm


新羅明神は三井寺の守護神として祀られています。
「園城寺龍華会縁起」によりますと、円珍が唐からの帰途、 老翁が船中に現れて自ら新羅明神と名のり、教法加護を約したといわれています。

特徴
ヒノキ材製。両体側部を一材から彫成し、割矧ぎとしないで内刳りを入れています。
頭髪とあごひげに細かな毛筋を刻み、また着衣部には大振りではありますが華麗(彩色および金銀截金)な文様が配されています。
血走って極端に垂れ下がる目、鋭く高い鼻、神経質な細かい指など、神秘的な感情をたたえながらも彫法は軽妙です。
今は失われた両腕の持物は、画像では黄巻と錫杖となっていますが、現状では持物を留めた形跡はありません。





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