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> 蘇える仏さま(仏像修復)・剥落止めによる修復事例
表面の彩色等が浮き上がってしまった仏さま。
膠等の劣化から起る、表面の彩色等が浮き上がった状態を放置すると、風が吹いた程度で剥げ落ちることがあります。
今残っている彩色、衣文等を後世に伝えて行く為に、一つ一つ丁寧に剥落止めをして、場合によっては剥落箇所を復元致します。
伏見人形
(像高10cm〜15cm)
明治時代 素焼き 彩色
園城寺蔵 鬼子母神堂に奉納されていました。
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富山県 千光寺 十六羅漢
(像高67cm)
細心の注意を払い浮き上がりを一つ一つ丁寧に押さえ、剥落止めを行います。
また、剥落のひどい箇所を部分的に復元致しました。
※各画像をクリックすると拡大画像がご覧になれます
修復前
(67k)
剥落止め作業1
(54k)
剥落止め作業2
(48k)
修復後
(60k)
仏さまの修理、製作については以下までお気軽にお問い合わせ下さい。
園城寺佛教尊像修復院
〒520‐0036 滋賀県大津市園城寺町246 園城寺事務所内
電話 : 077‐522‐2238(代) / FAX : 077‐522‐2221
MAIL :
info@shiga-miidera.or.jp
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